5/25にいよいよ発売になった「HTC J」をようやく手に入れることが出来ましたので、軽くレビュー等々を書き込んで行きたいと思います。
さまざまな所で発表されていますが、スペック等々は以下の通りです。
- 型番/コードネーム: ISW13HT(Valente)
- SoC: Snapdragon S4 MSM8660A 1.5GHz
- 通信方式: CDMA2000/GSM/UMTS/WiMAX(GSM/UMTSは海外ローミング専用)
- カメラ: メイン800万画素、サブ130万画素
- RAM:1GB
- ROM:16GB
- 142g(ISW12HTは170g)
- Sense4.0搭載
- OS:Android4.0
auで発売されている機種で国内では3G、WiMAXを使用することが出来ます。なお、通信高速化技術のWIN HIGH SPEEDには対応していません。
パッケージと内容物
ISW12HTと同じような真四角なボックスに、中身三層の構造になっており「HTC J」の文字は銀メッキで印刷されています。
内容物に関しては以下の通り
- 本体
- バッテリー
- Beats by Dr Dre urBeats In-Ear Headphones
- MicroSD 8GB (Sandisk 試供品)
このイヤホン、巷では一万円相当のイヤホンと銘打って販売をしていますが、そんな事はありません。某通信販売ショップで、今でも3900円ほどで販売されています(一時期は2000円台だった)
音質もそこまで期待できる物ではない(音が鮮明じゃない)のでこれを単品で購入したり、これを音質目当てに買うものではありませんね
本体の外観
本体は全体プラスチックの外装になっており、ホワイトモデルは表面のデジタイザ(タッチパネル)部分も白い物となっております。
このように前面もホワイトなHTC端末は数少ないので自分はチョイスしました!
ブラックモデルだと、裏面はマットな仕様となっており、他のモデルより手から滑り落ちにくく感じられます。
他のHTC機では無かった、イヤホンジャックとMicroUSB端子にキャップが付いています。
MicroUSB端子のキャップはパッキンが付属しており、イヤホンジャックの方もパッキンとは言えませんが、水没等をしても水が入りにくい構造になっています。
ホワイトモデルでは、暗い場所でキーライトを点灯させるとうっすらと丸く光ります(笑)
カバー開封後の内装
以前記事になっていた数秒水に浸けても問題がなかった報告がありましたが、それが納得が行くほど一応HTCなりに水が入りにくいような設計で作った事が解ります。
個人的な考えですが恐らくスポンジシールで目張りするのではなく、ゴムパッキンなどで目張りをするように設計を行えば防水基準は満たせたと思われます。
裏カバーはHTC Rezoundのようにプラスチックに薄いアンテナ線を貼り付けており、カバー自体がアンテナの役割をしています。
他機種との比較
HTC JとHTC OneXを比較します。
厚さはOneXの出っ張っているカメラ部分を除けば数ミリHTC Jの方が厚いです。
重さは同じぐらいに感じました。
国内端末との比較
ISW12HT(EVO3D)とHTC Jです。
厚さ/重さはHTC Jの方が圧倒的に軽く薄いです。
同じ解像度(qHD)の機種なのですが、HTC Jは有機ELのペンタイル配列のディスプレイなので少し荒く感じます。
その他
海外で発売されていたSensationXEやSensationXLなどに付属していた、「Beats by Dr.Dre urBeats インイヤー ヘッドフォン」のポーチがHTC Jに付属している物と実は少し違います。
ワンセグ視聴の際にこのような警告が出ると思われますが、「Beats by Dr.Dre urBeats インイヤー ヘッドフォン」をアンテナにせずとも他のイヤホンで代用することができました。
Twitterなどでも話題になっていますが、お財布ケータイの不具合、私も出てしまいました。
調べて見た所、公式でも「工場出荷状態にリセット」することによって解消すると記述しているようです。
なんだかなあ^^;
HTC JにBeats By Dr.Dreのヘッドフォン「Studio」を装着して見ました。
音は特に問題はないのですが、キャップのせいで端子接続部がとても窮屈になってしまいます・・・
以上でレビューその他終了ですが、HTC Jは日本のHTCファンにはあまり好評ではないようです。(私が見た限り)
私自身Sense4.0が搭載されていなければ手に入れはしなかったでしょう。
KDDIもCMをバンバン打ってくれてるのですからHTC 日本法人には頑張ってこの機種を売ってもらいたいです。
HTC J ISW13HT – HTC Smartphones
お詫びと訂正(2012/06/02 13:46)
初出時の内容に一部不適切な表現がありました。お詫びを申し上げるとともに、謹んで訂正いたします。(編集長:高橋)