iPhoneと違って、AndroidはFlashがみれます!
そんな大々的な宣伝のもとに販売されてきたAndroidスマートフォンですが、実は2012年の8月から、Google PlayにおけるFlashプレイヤーの提供が停止されています。
それ以降、最近のAndroid端末にはFlashプレイヤーがプリインストールされていません。
Flashの用いられたソーシャルゲームや動画共有サイトを使っているユーザーには、冗談じゃない、という話ですね。
実はこのFlashプレイヤー、GooglePlayにおいて削除されたのみで、まだインストールする方法は残されています。
Adobeの公式サイトにて、実はファイルが残っています。
「Flash Player for Android 4.0 archives」の下に並んでいるリンクの中で、一番上のものをクリック。apkファイルをダウンロードしましょう。現時点で最新のファイルはFlash Player 11.1.for Android 4.0 (11.1.115.27)となっています。
このapkファイルは、GooglePlayには存在しないもの=野良アプリという扱いです。インストールするには、「設定→セキュリティ→提供元不明のアプリ」にチェックを入れて下さい。
先ほどダウンロードしたapkを実行すれば、インストールできます。これで標準ブラウザなどでFlashを利用したWebサイトを閲覧することができます。
また、Android4.1からは、標準ブラウザではなくFireFoxやDolphin browserが必要です。
インストールが終わったら、同じ手順で提供元不明のアプリのチェックを外すことは、セキュリティ上大切なことです。
これで、手持ちの冬モデルのAndroid端末にFlashをインストールし、快適に使うことができます。iPhoneではできない芸当ではありますね。
HTML5に移行しつつある過渡期ですから、Webサービス側が徐々に対応しつつありますが、まだ満足に移行できているわけではありません。しばらくはこのように、必要な人は自分自身でFlashをインストールすることになりそうです。