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キャリアに無許可の「SIMロック解除」 米国で違法に。

 

 米国で、SIMロックの解除が違法となりました。AndroWireが報じています。

 キャリアと1年または2年契約することで端末代金を割り引く手法が一般化しつつあります。その契約を無視し、差額を支払わずに、業者などに依頼して行うアンロックが、米国で違法となります。

 2012年10月、米議会図書館は、「脱獄」や「root化」を合法であるとする例外条項の期限を、3年延長することを決定。

 一方で、フェアユース(公正利用)の範囲内であるとしてきたSIMロックの解除は、携帯電話のソフトウェアは範囲外とされ、違法化が決定。2012年10月を起点に、90日間の猶予期間が設けられ、その期限切れが昨日ということになります。

 北米のキャリア端末をロック解除している業者、それを海外に販売している業者に影響します。日本人が海外端末を購入するサイトの中では、もしかすると北米端末の取り扱いが多いNegriなどには影響があるかもしれませんが、EXPANSYS(エクスパンシス)1shopmobileには影響は少ないものと思われます。

 とはいえ、違法なのは「キャリアの認可のないSIMアンロック」であって、キャリアが公式なSIMアンロックを認めるケースは増えています。

 米Verizonは周波数オークションの落札条件に従い、iPhone 5のSIMフリー版を販売、他の端末においても米国外利用であるとすればSIMアンロックが可能です。SprintやAT&Tも一定期間を過ぎた際などのSIMアンロックを認めています。

 また、米国ではSIMフリーの端末を購入するルートが多く存在します。AmazonやApple Storeなどで、若干割高ではあるものの簡単に手に入れられ、さらにSIMカードを契約して自由に使うことができます。

 日本の場合はキャリアからの販売が前提となっており、SIMフリーという道も限られているので、米国の事情をそのまま当てはめることは難しそうですね。

情報元:AndroWire, engadget

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