ドコモショップで「nanoSIMカード」が発行できなくて困った顛末

 

 SIMフリー版iPhone5をdocomoのnanoSIMで使うために、ドコモショップに行きました。

 どの機種で使うのか問われたので、SIMフリー版iPhone5を提示しました。

 特に問題なく発行されるだろうと思っていたのですが、「技適マークを見せて下さい」と言われました。

 技適マークは、総務省の技術適合で認可された通信機器なら電波を発してもよいことを証明するマークです。あなたの持ってるスマートフォンなどもみんなこのマークが載っていると思います。iPhoneの場合ソフトウェア上に技適マークが表示できます。

 しかしiPhone5はアクティベーション前。当然です。アクティベーションはSIMカードがあればできますが、nanoSIMカードはiPhone5とまだ発売されていないCellular版iPad miniでしか採用されてません。わざわざ通常SIMをぶった切ってiPhone5に入れるような、アレゲな行為をしたくない人が利用するサービスでもありますからね。既にアクティベーションできてしまっている方がイレギュラーとも言えます。起動して技適マークを呼び出す前ためにも、nanoSIMが必要なのです。

 つまり「先に技適マーク見せて下さい、そしたらnanoUIM発行できます」「先にnanoUIM発行して下さい、そしたら技適マーク見せられます」の応酬が延々と続きかねない状態です。

 別にiPhoneなんかみんな技適マークが表示できるんだから、ゴタゴタ言わずに発行しろよ、と思ってしまうところですが、iPhone5の場合はモデルが3つ存在し、北米の一部事業者向けのGSMモデル A1428に関しては技適マークが表示できないので、ドコモ側のマニュアルも理解できます。ただ、これだと外国人や「既にSIMぶった切って使っている人」にしか対応できないと思います。

 一応、「利用機器をお持ちでないなど見せていただけない場合は仕方ないので、iPhone5をみなかったことにして発行を手続きする」ということで手を打たれました。最初からそうして欲しいとも思いますが、nanoUIM発行を利用するユーザーも少ないでしょうから、こういう垢抜けない対応になってしまうのも仕方ないとは思います。SIMロック解除サービスが始まってすぐ利用した時も滅茶苦茶でしたし、よくあることです。

 というわけで、無事にnanoSIMカードが発行できました。ドコモショップでの手続きは契約内容や変更点を記した紙も印刷されますが、そこには「nanoUIMカード」ではなく「miniUIMカード」と記されていました。まだシステム側も対応しきれていないとの説明でした。今回、特に手数料などはかからなかったです。

 というわけで、iPhone5に挿して使ってみようと思います。