Android OSとWindows 8がデュアルブートで動く、コンバーチブル端末「ATIV Q」がサムスンより正式発表されました。Windowsとモバイル用OSのデュアルブートといえば、6年前に「HTC Shift」なんてUMPCがありましたね。
(Image source:Phone Arena)
タブレットにもなるスライダーPCという、一見SONYの「VAIO Duo 11/ 13」風の機体ですが、ディスプレイは「Duo」よりも動作範囲が広く、角度をつけられることがわかります。
3200×1800の超高精細ディスプレイとS-Pen搭載というのが驚異的。様々な用途が思いつきますね。スペックは以下の通りです。
ディスプレイ | 13.3インチ 3200×1800 qHD+ |
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CPU / GPU | Intel Core i5-4200U Haswell デュアルコア 2.6GHz / Intel HD Graphics 4400 |
RAM | 4 GB |
SSD | 128 GB |
フロントカメラ | 1MP |
OS | Windows 8 / Android 4.2.2 Jelly Bean |
バッテリー | 9時間駆動 |
重量 | 約1290 g |
その他 | Sペン搭載 |
Windows RTではなく、Windows 8ですからね。Haswellを搭載しています。アプリ起動などを通じてシームレスにAndroid OSに移行可能。では、Androidのベンチマークを計測したらどうなるのでしょうか。その結果が以下の通り。
それでもAntutuベンチマークの計測結果は、なんと54681となっています。もはや桁違い。
斬新な形状とギミックのみならず、ソフトウェアやスペック面でも非常にギーク受けしそうで、面白い機種ですね。発売の時期や地域、価格はまだ未定となっており、続報が待たれます。
情報元:SAMSUNG, Phone Arena, ePrice 経由:リンゲルブルーメン
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