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ソフトバンクによるスプリントとクリアワイヤの買収、米当局が承認

 孫正義の仕掛けた216億ドル規模の買収劇に、大きな進展がありました。

 通常、通信事業者の買収などは、米当局である連邦通信委員会(FCC)の承認が不可欠です。公共の利益にかなうかどうかを判断する必要があります。米司法省も引き続き買収を審査するようFCCに要請していました。こうした通信事業の問題は、安全保障の問題にも繋がってくるからです。(ファーウェイに関する問題もよく似たものです)

 Bloombergによれば、SoftBankによるSprint Nextelの買収について、FCCはこの買収を承認したとのこと。さらにこの承認にはClearwireの買収に関しても含まれているようです。これでSprint株主の承認だけでなく、各当局の承認も一通り得られたことになります。

 途中、買収をめぐってディッシュ・ネットワークとの戦いになったりもしましたが、この報道が事実であれば、孫正義氏の大博打はひとまず成功といったところでしょう。米国で一体どのような面白いことを仕掛けてくれるのか、期待することにしましょう。

情報元:Bloomberg

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