MicrosoftのJulie Larson-Green氏は、UBS Global Technology Conferenceで講演を行いました。彼女はMSのハードウェア開発の責任者です。
Windows 8とRTの二種類が存在することで、サプライチェーンと消費者を困惑させたのではないかという質問に対し、同氏はWindows、Windows RT、Windows Phoneの3つを統合していくと回答しました。このことから、不評であったWindows RTのラインは廃止される可能性が高いものと考えられます。
Windows RTは、Windowsという名前を冠しながらも、レガシーなソフトウェア資産は切り捨てられ、アプリストアに存在するアプリしか利用できません。このため市場の反応は冷ややかで、ASUSなどのメーカーがWindows RTの開発から手を引いています。
一方、Microsoftに買収されたNokiaは、Windows RT 8.1を搭載する10.1インチタブレット「Lumia 2520」を発表しており、今後Nokiaの端末ラインナップにどのような影響を与えるのでしょうか。注視していきたいところです。
情報元:Microsoft 経由:BuisinessNewsline