マイクロソフトは、YouTube上にて日本のアニメーション風の映像作品を公開しました。本作品の主人公は、Microsoft社のウェブブラウザー「Internet Explorer」を、擬人化したキャラクター「藍澤祈(あいざわいのり)」です。
謎の敵に追われた主人公が、変身して戦うという日本のアニメの文法に沿ったオーソドックスなもの。変身シーンもお約束です。
激しいアクションシーンも必見です。マルチウィンドウで戦ってますね。
このキャラクターと作品は、驚くべきことに Microsoft シンガポールから登場したものです。初の正式なお披露目は、国際的なアニメイベント Anime Festival Asia 2013でした。
Microsoftの擬人化キャラクターといえば、非公式のOSたんに始まり、Windows 7の「窓辺ななみ(CV 水樹奈々)」、Windows Azureの公式キャラクター「クラウディア・窓辺(CV 喜多村英梨)」、そしてMicrosoft台湾発のSilverlight擬人化キャラクター「藍澤光」など、枚挙に暇がありません。
今回の藍澤祈ちゃんも、苗字はMS台湾に合わせて藍澤で、公式サイトのドメインは「internetexplorertan.com」など、先人へのリスペクトも欠かしません。アニメの7秒目あたりを注視すると窓辺ななみちゃんがいるのも心憎い気配りです。(窓辺ななみは正確には非公式キャラクター)
シンガポールからこのような日本のアニメ風の作品が登場し、公式採用されているのは面白い現象ですね。あくまでこの作品、トレイラームービーの位置づけにあるようで、まだまだ続くようです。早く続きが見たい!