京セラ株式会社は、スマートフォン「TORQUE(トルク) SKT01」を日本市場に投入することを発表しました。
「TORQUE」は、北米市場に投入されている高耐久スマートフォンです。米軍の装備品調達に関する、米国防総省のMIL規格(MIL-STG-810G)を満たした国内初のスマートフォンとなります。
防水、防塵はもちろんのこと、耐衝撃、温度耐久、耐振動、塩水耐久、低圧、防湿、耐日射にまで対応しており、もはやタフネススマートフォンの王者とでも言うべきかもしれません。
昨年のMWC2013で、海外ブログ「Pocketnow」は、「TORQUE」を水と岩の水槽に投げつけ、無事であることを確認、京セラの努力を賞賛していました。
さらに「スマートソニック・レシーバー(音と振動を画面から発して、くっきり通話が伝わる京セラ独自機能)」を備えるほか、大音量ダブルスピーカーや、作業手袋をしたまま押せるハードキー(受話ボタンを割り当て可能)など、基本機能もきっちり抑えています。
また、「TORQUE SKT01」は日本市場投入にあたって、高水準なニーズも満たせるよう、Android 4.2や800万画素カメラを搭載するなどの変更が行われており、米国市場に投入されているモデルよりも性能が引き上げられています。
基本スペックとしては、SoCはMSM8960 Snapdragon S4 1.2GHz デュアルコア、メモリは1.5GB、内蔵メモリは8GB、バッテリー容量は2520mAh、液晶は4.0インチIPS方式で解像度はWVGAとなっており、やや枯れた堅実な構成です。
京セラブランドで販売されるものの、ネットワークはNTTドコモに対応とされており、SIMフリーであるとは言及されていません。販売時期は3月で、ダイワボウ情報システム株式会社の販路を通じて販売されます。NTTドコモから販売される公算もあり、質実剛健な本機種の登場が非常に楽しみなところです。
情報元:京セラ