SONYは、中国大手LenovoとPC事業に関する交渉に入ったと報じられました。関係筋の話を情報源とし、NHKが報じた形です。
ここ数年、PC市場はスマートフォン・タブレットに押される形で減少しており、SONYがPC事業で展開しているVAIOブランドもその影響を受けており、立て直しが急務となっています。
海外事業を手がける新たな合弁会社をLenovoとともに設立、国内事業に関しては投資ファンドからの出資をもとにして新会社を設立。両社ともにVAIOブランドは維持される見通しです。
LenovoはPCの世界シェアでトップクラスであり、同社の部品調達力を生かして生産コストを下げることが主なメリットと考えられます。
LenovoはこれまでにもIBMやNECのPC事業を吸収する形で成長しており、Google傘下のMotorola Mobilityを買収するなど、大きな存在感を示しつつあります。
はたしてSONYはこれを好機とし、PC事業の不振を解消することができるでしょうか。期待が高まります。
追記(2/1 21:00):公式発表ではなく、関係者筋の情報を引用しNHKが報じたものです。SONYはプレスリリースにおいて本報道を否定しています。
情報元:NHK