はじめまして、あさひなと申します。この度、すまほん!!のライターをさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします。
近年、Windows 8を搭載したラップトップが多数登場しています。タッチ操作に対応しており、なかにはデジタイザースタイラスが付属しているものも多いです。要は画面に直接「触れる・描ける」ペンなんですが、それがどこまで使えるものなのか…VAIO Duo 13に付属するデジタイザースタイラスを使って、検証してみようと思います。
今回は絵を描いてみようと思います。ただ、私は絵が得意ではないので、友人の和泉さんにご協力して頂きました。検証には「CLIP STUDIO PAINT PRO 体験版」を使用しています。このペイントソフトはデジタイザースタイラスの筆圧検知に対応しており、タッチの強弱で表現を変化させることができます。
デジタイザースタイラスを使用しているときは、画面を指で触っても誤動作することはありません。また、ピンチインで拡大、ピンチアウトで縮小、ピボットで回転の操作が可能です。デジタイザースタイラスのペン先付近にサイドボタンが2つあります。CLIP STUDIO PAINT PROを使用時の各ボタンの機能は次の通りです。
「紙に描く」と「画面に描く」が限りなくイコールに近づくことが理想です。VAIO Duoはタブレットとしても使えるので、フラットに近い状態を作り出すことができます。
従来は、手元にペンタブレットを置き、画面を見ながら作業をしていました。
VAIO Duo 13を使えば、かなり省スペースです。また、画面に直接書き込むことができるので、直感的で使いやすいです。タブレットモードの時は、キーボードが隠れてしまうので、ショートカットキーが使えなくなってしまいます。これが唯一の欠点でしょうか。しかし、代わりにタッチパネルでの操作ができるので、慣れれば問題ないかと思います。
検証ルールは以下の通りです。
- CLIP STUDIO PAINT PROをインストールしたVAIO Duo 13を使用する
- ラフ画はあらかじめ紙に描き、スキャンしておく
- 制作時間は2時間とする
こちらが描き終えた絵です。細かい部分もしっかり描けていることがわかります。 使用感はペンタブレットよりも、液晶ペンタブレットに近いです。視差はほとんどありませんでした。デジタイザースタイラスは、メモや地図への書き込み、年賀状作成、フォトレタッチなど様々なシーンで活躍すると思います。
先程の写真にあったペンタブレットの筆圧レベルは1024段階であるのに対し、VAIOのデジタイザースタイラスは256段階です。確かにペンタブレットのほうが、忠実に描画できると言えます。が、この筆圧レベルの差はプロでなければ気にならないでしょう。
まとめとして、VAIO Duo 13に付属のデジタイザースタイラスは十分満足できるクオリティだと感じました。日常生活をより便利に、よりクリエイティブに過ごすには、VAIO Duo 13はもちろんデジタイザースタイラスが付属しているPCは良い選択だと思います。
(編集・校閲: 綾鷹らいち)