Google が Project Ara の名称で進めている、利用者が好きなハードウェアの機能を追加・削除が可能な「モジューラ スマートフォン」を50ドルから販売することがわかりました。
50ドルで販売される最も基本的となるモデルは、モバイルネットワーク通信には対応していない Wi-Fi 接続のみの基本的なモデルですが、モジュールの付け替えに対応し、別途通信モジュールを組み込むことで、多様なモバイルネットワークに接続できる仕様となっています。
Project Ara を Google社内で進めるグループ ATAP は、カンファレンスを4月15〜16日に開催することを発表し、あわせて開発者向けキットである Ara Module Developers’Kit (MDK) を公開する予定です。
少し毛色が異なりますが、日本でも2007年にWILLCOMが「プラモフォン」という名で自分で組み立てられる携帯電話を参考出展していました(プラモフォンはあくまでも外見を好みにカスタマイズできる程度のレベルでしたが)
コモディティ化が進むスマートフォン市場に Project Ara は一石を投じる存在となりそうですね。
情報元: Google’s Project Ara modular smartphone will be available for just $50