TechInsightsは、Google Glassの部品コストがわずか80ドルであると公表しました。最近の一般販売における販売価格が1500ドルであることを考えると、わずか5%となります。
Google Glassの部品で一番高額なのはTexas InstrumentsのSoCであるOMAP 4430の13.96ドルだそうです。こうした部品コストの合計が約80ドルであるとしても、GoogleのX Labの投じてきた研究費用や人件費、そして高額と思われる製造工程を考慮すれば、このような低額にはならないものと思われます。事実、Googleの担当者はこの見積が誤りであると回答したことをThe Wall Street Journalが報じています。
ただしいずれにしても消費者から見れば、未知のデバイスの価格としては高額であることは間違いなく、Googleはより広範な一般販売に向けて価格を熟慮する必要性があることは間違いないと言えます。
日本でも航空会社や地方自治体が導入のための実証実験を行い、一部モデルがJATE認証に申請されるなど、国内登場を予感させる動きがあり、より消費者に届きやすい価格になるかどうかも含めて、見守っていきたいところです。
情報元:CNET