PanasonicのLUMIX DMC-CM1が、米国市場と同じく2015年前半に、日本市場でも発売されると日刊工業新聞社が報じました。
LUMIX DMC-CM1は、2000万画素・1インチMOSセンサー、F値2.8のLEICA DC Elmaritレンズを搭載した本格的なデジタルカメラでありながら、OSにAndroidを搭載し、単体で通信も可能なSIMフリーモデルとなっています。
昨年には欧州市場にて発売。既に総務省の技術適合認証を通過済みであったため、日本市場への投入が真剣に検討されている可能性が濃厚でしたが、ついにそのタイミングが明らかとなりつつあります。
さらにPanasonicは、単体で通信可能なSIMフリーモデルを、ミラーレス一眼カメラにも拡大するとのこと。クラウドを通じて写真編集やSNS接続が可能である点から、OSにはAndroidを採用するとみられます。投入時期は2015年後半とされており、Android搭載のミラーレス一眼が登場することになるのかもしれません。
各社からWi-Fi対応デジカメ、SONYからはNFC搭載デジカメやレンズスタイルカメラがリリースされており、カメラとスマートフォンの連携が進んでいますが、ここまで本格的に両者を融合した製品はSamsungを除いて例がありません。PanasonicのELUGA開発部隊とLUMIX開発部隊が手を組んだこの新機軸の製品、今後の展開から目が離せません。