最近、ドコモのYouTubeの動画「爆速エビフライ」に対抗し、空中でエビフライを斬ったソフトバンクですが、今度は桃を切りました。
白戸家のお父さんが岡山県に行き、川を流れてくる桃太郎の桃に遭遇するという内容。お婆さんが電話の着信に気づいて桃を取りそこね、流れ着いた先で桃が鬼に切られるというオチ。
auは、2015年1月から桃太郎・金太郎・浦島太郎を題材にしたCM「三太郎シリーズ」を、テレビでオンエア中。CM好感度1位となっており、SoftBankもこれに対抗したものと考えられます。
三太郎シリーズが、登場人物のつまらない内輪ネタを延々と垂れ流すだけの内容であるのに対し、SoftBankも言ってしまえば携帯会社のCM同士でつまらない内輪ネタをやっているだけという、何とも居た堪れない構図に。どちらも電通。こんなところでも繋がるのかというサービスエリア改善のアピールが含まれているだけ、SoftBankのCMの方がまだ実があるでしょうか。
ちなみに私は昨年やっていた小栗旬のペプシネックスゼロのCM「桃太郎 Episode. ZERO」が、センスもあって好きです。「自分より強いヤツを倒せ」というメッセージは、競合コカ・コーラへの挑戦を意味していると読めます。携帯各社も仲良しこよしでサービスやプランを横並びにするばかりでなく、他社へ果敢に戦いを挑んでもらいたいところです。