Xperia Z4を買うべきか?Xperia Z3以前の機種と比べての感想。

 夏モデルに3社から登場する、Sony MobileのXperia Z4(SO-03G / SOV31 / 402SO)。展示機を触ってみました。

いいと思ったところ

2015-05-22 17.03.15_R

 Xperia Z2からXperia Z3で悪くなったと思ったところが、良くなっていました。

 Xperia Z2は、低輝度ながらも、やや低めの色温度で非常に優れた色彩表現力を持っていたのに対し、Xperia Z3では高輝度のトレードオフか、色温度が高く青色が強すぎる点がどうも違和感がありました。

 しかしXperia Z4では、ディスプレイの発色には違和感はなく、輝度も高く、なかなか良いと感じました。

 また、Z3はガラスに穴をぶち空けたような不自然なスピーカー配置でしたが、Xperia Z2のような自然な形状に改善されています。

 上記の理由でXperia Z2から買い控えていた人にとって、Xperia Z4はいい買い替え候補かなと思います。

 また、充電端子がキャップレス防水対応になったのもいいですね。これまで、充電はもちろん、microUSB経由でデジタルアンプに出力したい時など、いちいち蓋を開け閉めするのが億劫でしたし、開け閉めするほど防水性が劣化するというのは精神衛生上いいものではありませんでした。

悪いと思ったところ

xperia-z4

 Xperia Z3で、側面が洗練されつつも、四隅の継ぎ目がダサいなと感じていたのですが、継ぎ目はそのままに、側面の素材感がよりチープに、悪化しているように思います。

使ってみないとわからなそうなところ

 今まで重宝していた側面部のマグネット充電端子が廃止されました。マグネット充電端子の卓上ホルダ、便利だったんですけどね。代わりに、下部のmicroUSBに挿して、縦置きで固定する卓上ホルダが使えるようです。これまでより使い勝手が良くなるのかどうか、気になるところ。

 今回からSoCがSnapdragon 810 オクタコアになります。発熱疑惑が根強いプロセッサです。展示品の製品版では、酷い発熱には遭遇していません。この機種に限らず他のSnapdragon 810搭載機もそうですが、ベンチマークスコアは思ったほどは伸びていません。ここも使ってみないとわからない部分です。

Xperia Z4、買うべき?

 Xperia Z3からの変更点も少ないですし、Sony Mobileはしっかりアップデートをしてくれますので、Z3からZ4に買い換える必要は無いと思います。インカメラが510万画素に強化されているので、しいて言うならセルフィー(自撮り)に不満があった人は考えてみてもいいのかもしれません。(尤も、現時点で最新のXperia Z3を使っているような人は、遅かれ早かれZ4を買う人が多いと思いますので、釈迦に説法な気はしますが)

 Xperia Z2からのユーザーは、きっとディスプレイに満足しつつ、高輝度のおかげで屋外での視認性も上がり、買って良かったと思えるのではないかと思います。Z1以前の、VA液晶の旧モデルを使っているならディスプレイには言うまでもなく満足できるはずです。

 Z3を使っている身からすると、Z4の筐体はただ安っぽくなっただけにも見えますが、Z2ユーザーがZ3を飛ばしてZ4を触ると、「軽い!」と思うはず。重量は、Z4は144g、Z3は152g、Z2は163g、Z1は170gです。「なるほど、ちょっとチープになったのは、この軽さのためか!」と納得できれば、素材感は特に問題にならないのではと思います。

 Xperia A・A2・ZL2といった下位モデルを使っている人なら、より進化を感じられるでしょうから、Z4でも十分満足できるのではないでしょうか。

 Xperia A系統の4インチ台のモデルを使っている人は、本来なら、Xperia A4が機種変候補になろうかと思いますが、中身はXperia Z3 Compactの焼き直しの上で、しかもデザインも安っぽくなるわプラスチックになるわ厚くなるわで、何らいいところがないため、価格も下がったXperia Z3 Compactを検討するか、画面サイズに妥協してXperia Z4にするか、考えたほうがいいでしょう。

 とりあえずSoC関連の評判に注視しつつ、購入を検討するというのが正しい姿勢です。私はまだ決めてません。なぜなら、近く海外渡航の予定がありますが、国内キャリア版は購入直後はSIMロック解除不能であるため、買っても使えないからです。一部のユーザーのために、客全てを泥棒のような目で見て、一括購入した機種でさえ半年間自分の所有物にならない仕組みは、やはり納得できません。Z4のSIMフリー版が出るなら輸入するかもしれません。

この記事にコメントする

comments powered by Disqus