Sony Mobile製のスマートフォンXperia Z4のau版にあたるSOV31を購入しました。本日発売の機種です。
Xperia Z3 SOL26の後継機にあたりますが、型番がSOL27ではなくSOV31になっているのは、CDMA2000を切り捨ててVoLTEに対応したからです。これまでauは通話品質の劣悪なCDMA2000を使い続けてきましたが、ここにきて非対応とし、通話もLTEネットワーク上で行いますので、通話品質が劇的に良くなりました。電話としてスマートフォンを使っている人には大きな進化です。
Xperia Z3と比較すると、側面はスッキリしましたが、やや質感はチープになっています。マグネット充電端子がないので卓上ホルダに置く時は横向き。
microUSB端子は下部で、キャップレス防水。
しかも卓上ホルダが今回付属しません。別売りです。
付属品はアンテナを兼ねたイヤホンケーブルのみ。
Z3と比べ、背面デザインははっきりいって間違い探しレベル。
左がZ3、右がZ4。ガラスをくり抜くように配置されていたフロントスピーカーはXperia Z2のように上下に寄りましたので、デザインはよくなりました。
左がZ3、右がZ4。画面輝度がZ2より高くなったものの青っぽくなってしまい残念なZ3に対し、Z4は白をより白らしく表現しており、色表現はよくなったように感じます。
左がXperia Z3、右がZ4。Z4が色温度が低いわけではないのですが、色味は赤系や暖色がしっかり表現されていて、好みです。
Galaxy S6 edgeを加えるとこんな感じ。有機ELの方がよりあたたかみがありますね。ここは好みの問題かな。
上下の視野角はZ3よりも少しだけZ4がいいかなぐらい。有機ELは素子自体が発光しているのもあり、断然いいですね。
Xperia Z3は横から見た時、青みがかってしまいます。Z4は色味がおかしくはならないですね。
Z3のディスプレイを見て、買い替えを躊躇ったZ2ユーザーも多いとは思いますが、青っぽいZ3のディスプレイのクセがかなり緩和されたと思います。スピーカーの配置もZ2寄りに改善されています。Zシリーズのいいところを凝縮し、より高次に高めたのがZ4と言えるでしょう。