Xperia Z3は単一のヒートパイプを使用していましたが、これに対し、Xperia Z5ではヒートパイプを二つに増設して放熱していることがわかりました。
Xperia Z4はSnapdragon 810オクタコアプロセッサ採用に起因する過度な発熱が報告されており、背面中央ロゴより上は火傷しそうなほど熱くなります。同じプロセッサを搭載するXperia Z5でも発熱が起きることが心配されていました。
これについて特に発熱著しい4K動画撮影を、Xperia Z5で実行したところ、発熱による強制終了が起きず、体感温度もXperia Z4ほど高まらないとの報告がされています。
このため何らかの発熱対策が施されていると考えられていましたが、ハードウェアを見直すことによって放熱を実現していることになります。(ということはソフトウェアアップデートに期待できないので、私はXperia Z4を売却予定です)
また、4K液晶採用により、ハードウェア負荷が高いことが予想されるXperia Z5 Premiumですが、こちらもヒートパイプによる対策がなされていることが判明しています。
日本市場にも投入予定の本機。実機の登場が楽しみなところです。