Y!mobileは、薄さ7.7mmで5型HD液晶搭載のスマートフォン「LUMIERE(ルミエール) 503HW」のホワイトモデルを10月24日に発売します。ゴールドとブラックは11月上旬予定。価格は3万8880円。
LUMIEREはキャリア向けの名称であり、既にSIMフリーで発売中のHuawei P8 Liteとほとんど同一のモデルです。差異はSIMロックの有無。本機はSIMロックが掛かっており、半年間解除不能です。
P8 Liteは3万円以下で購入可能なので、Y!mobileはSIMロックありの本機を1万円ほど高額な値段で販売することになります。記事執筆時点ではAmazonにて2万8790円で購入可能。Y!mobileから買う意味がありません。
Huawei SIMフリースマートフォン P8 lite 16GB (Android 5.0/オクタコア/5.0inch/nano SIM/microSIM/デュアルSIMスロット) ゴールド
Y!mobileで購入する場合に何らかのメリットがあるとすれば、端末代の負担を軽減する通信料からの割引です。24ヶ月の割引総額は以下の通り。プランによって割引額が変わります。
- スマホプランS:2万5920円
- スマホプランM:3万8880円
- スマホプランL:6万4800円
スマホプランM以上なら、2年間Y!mobileでLUMIEREを使い続けるのであれば、いわゆる「実質0円」になる、という計算です。プランに魅力があると感じた上で、長く使う人なら、LUMIEREを検討するのもアリだと思います。
NTT docomoのNexus 5Xにしてもそうですが、本体代金を吊り上げ、通信料からの割引を盛ることで、少しでも長い間顧客を自社に縛り付けようという魂胆が見え隠れするところです。