台湾メーカーASUSは、COMPUTEX TAIPEI 2016にて、ノートPC「Zenbook 3」を正式発表しました。
最大の特徴は、AppleのMacBook 12 Retinaに猛追するスリムなアルミニウム筐体を持つ、「MacBookキラー」であることです。
厚みわずか11.9mmの薄型筐体で、重量はMacBookの920gよりも10g軽い910g。画面のベゼルはかなり狭く占有率82%。
Zenbook 3はOSにWindow10を採用し、12.5インチディスプレイ、Core i7プロセッサ、実行用最大16GBメモリ、SSD1GBを選択可能。指紋認証と独自の急速充電技術を搭載。ポートはUSB-Cひとつ。
価格は1999ドル。なお、最も手頃な構成の場合$999から購入できるようです。筐体のカラーバリエーションは3色。市場投入は今夏。日本市場についてはまだ言及されていません。
また、Transformer 3 / Transformer 3 Proも正式発表。Surfaceのようにキックスタンド付き。ディスプレイは12.5インチ、解像度は2880×1920ドット。Thunderbolt 3端子を搭載します。
Transformer 3 Proは$999、Transformer 3は$799。市場投入時期は第3四半期。性能的にはTransformer 3 Proの方が高性能とみられますが、Transformer 3は最新のIntel第7世代Coreプロセッサーを搭載可能としており、省電力性やコストパフォーマンスの面ではTransformer 3に軍配が上がりそうです。
さらに10.1インチのTransformer miniも第3四半期に投入されます。価格はアナウンスされていません。