ASUSは、COMPUTEX TAIPEI 2016内のプレスイベント「Zenvolution」にて、新型スマートフォン「ZenFone 3」シリーズを発表しました。今回お披露目されたのは、ハイエンドの「ZenFone 3 Deluxe」ミドルレンジの「ZenFone 3」ファブレットの「ZenFone 3 Ultra」の3モデルです。
ZenFone 3 Deluxe
「ZenFone 3 Deluxe」は5.7インチFHD Super AMOLEDディスプレイ搭載のフラグシップモデル。金属筐体でありながらアンテナラインを見せない美しいデザインが特徴です。背面カメラは23MPで、最新のPixelMaster 3.0テクノロジーを搭載。高速なレーザーAFはフォーカスタイムがわずか0.03秒です。
前機種から変わってSnapdragon 820を採用したため、QualcommのQuick Charge 3.0に対応、39分で60%まで充電できるとのことです。その他、USB-C 3.0端子や指紋認証センサーを搭載、LTE Cat.13やハイレゾオーディオをサポートします。
価格は64GBモデルが499ドルから(米国)。先日ZTEから登場したAXON 7より安いとは驚きです。
| OS | Android 6.0 + Zen UI 3.0 | 
|---|---|
| SoC | Snapdragon 820 | 
| ディスプレイ | 5.7インチ Super AMOLED (1920 * 1080) | 
| カメラ | 23MP 8MP | 
| 実行用メモリ | 6GB | 
| ストレージ | 64GB / 128GB / 256GB | 
| 電池 | 3,000mAh | 
| サイズ | 156.4 x 77.4 x 4.2〜7.5(mm), 170g | 
| その他 | ゴリラガラス4, NFC, SonicMaster 3.0, PixelMaster 3.0 | 
ZenFone 3
「ZenFone 3」はダイヤモンドのような美しさを謳うミドルレンジモデルです。フロントパネルには流行りの2.5D加工を施したゴリラガラスを採用し、メタルフレームとの美しい調和を見せています。
Deluxeに比べるとスペック面では見劣りしますが、それでも指紋認証センサー/ハイレゾオーディオ/高速レーザーAFなど目玉機能は搭載しており、これで249ドルからという価格設定はかなりコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。なお、LTEはCat.6をサポートします。
| OS | Android 6.0 + Zen UI 3.0 | 
|---|---|
| SoC | Snapdragon 625 | 
| ディスプレイ | 5.5インチ IPS(1920 * 1080) | 
| カメラ | 16MP 8MP | 
| RAM | 3GB / 4GB | 
| ストレージ | 32GB / 64GB | 
| バッテリー | 3,000mAh | 
| サイズ | 152.59 x 77.38 x 7.69(mm), 155g | 
| その他 | ゴリラガラス4, SonicMaster 3.0, PixelMaster 3.0 | 
ZenFone 3 Ultra
「ZenFone 3 Ultra」は6.8インチの大画面モデル。さすがにZenFone Maxにはかないませんが、それでも4100mAhと大容量のバッテリーを搭載しています。その他のスペックはZenFone 3とDeluxeの中間のような構成になっています。
| OS | Android 6.0 + Zen UI 3.0 | 
|---|---|
| SoC | Snapdragon 652 | 
| ディスプレイ | 6.8インチ IPS(1920 * 1080) | 
| カメラ | 23MP 8MP | 
| RAM | 3GB/4GB | 
| ストレージ | 32GB/64GB/128GB | 
| バッテリー | 4,100mAh | 
| サイズ | 186.4 x 93.9 x 6.8(mm), 233g | 
| その他 | ゴリラガラス4, SonicMaster 3.0, PixelMaster 3.0 | 
公式ページによると、ZenFone 3とDeluxeには日本向けモデルが用意されており、これらのモデル、及びUltraの国際モデルは、LTE Band 19, 26, 28などにも対応するとのことです。日本版の正式発表が待ち遠しいですね。
(編集・校閲: 高橋ノゾム)
 
           明日原 はすあ
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