イーソル株式会社は、「μITRON4.0仕様準拠リアルタイムOS」および「exFATファイルシステム」が、任天堂のゲーム機「Nintendo Switch」に採用されたと発表しました。
Nintendo Switchは、OSにFree BSDカーネルのフォーク、チップセットにNVIDIA Tegra X1を採用した、変形型の携帯ゲーム機です。
- ニンテンドースイッチ、OSはFreeBSDベースと判明。プレステ4と同じ
- ニンテンドースイッチ、Tegra X1そのものを搭載。カスタムチップではなく
- 「Nintendo Switch」の詳細スペックが判明。6.2型HD液晶、4300mAh電池、Tegraプロセッサ搭載
μITRON4.0仕様準拠リアルタイムOSは、Switchのコントローラ「Joy-Con」内のNFCの制御用途に。
μITRONは低リソースでリアルタイム処理が可能な国産OSで、一時期は携帯電話にも採用されていました。現在は車のエンジンから自動販売機まで、様々な組み込み機器の用途で高いシェアを誇ります。イーソルのμITRON4.0仕様準拠リアルタイムOSは、μITRON4.0スタンダードプロファイルに完全準拠。携帯電話やデジタルカメラ、カーナビ、プリンタなど幅広い機器での採用実績があり、ここに新たにNintendo Switchが加わることになります。
exFATファイルシステムは、microSD/SDHC/SDXCカードのデータ読み書きを高速で行うファイル操作機能を提供しているとのことです。