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有線でも無線でも。高コスパなヘッドホン「Linkwitz Bluetoothヘッドホン」レビュー

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 iPhone 7の発売以来、スマートフォンではイヤホンジャックが省略されるというのがある種のトレンドになりつつあります。夏モデルだとhtc U11なんかがそうですね。こういった機種だとLightning端子やmicro USB端子から変換コネクタを挟まないと従来の有線イヤホン・ヘッドホンが使えないので、それならばとBluetoothイヤホン・ヘッドホンに今までより注目が集まっています。今回、LEVIN JAPAN様よりLinkwitz Bluetoothヘッドホンをご提供いただいたので、ご紹介させていただきます。

 

内容品

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 本体を折りたたんで収納できるソフトケースのほか、3.5mmオーディオケーブルとUSB-micro USBケーブルが入っています。説明書は英語及び日本語。

 

本体

 デザインはこれと言って特徴のないシンプルなものです。少し「ダサい」と感じる方もいるかも……。

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 イヤーパッドは少し大きめな、縦に長い楕円形で、耳をすっぽり覆ってくれます。装着感は悪くないです。数時間着けていてもそこまでの締め付け感はありませんでした。

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 端子類、ボタンとステータスランプは右ユニットに集約されています(ノイズキャンセリング用マイクは両ユニットに搭載)。背面側の電源ボタン(音楽再生・停止、受話・終話兼用)、音量ボタン(曲前後・通話マイクミュート兼用)で接続端末を操作可能。マイク搭載でハンズフリー通話に対応します。その他、下部に充電用のmicro USB-Bポートと、3.5mmオーディオケーブルジャックがあります。スマートフォン等との接続は有線(オーディオケーブル)でも無線(Bluetooth)でも可能です。

 

無線が便利だけど、有線でもしっかり活躍。

 Bluetooth接続なら、ケーブルに煩わされず音楽を楽しめます。同時に2台までの端末と接続できるので、例えばオーディオプレイヤーと携帯電話に接続して、オーディオプレイヤーから音楽を流しながら、電話がかかってきたらそちらを受話するという使い方も可能です。音楽と通話の切り替えは自動で、通話中は音楽も一時停止され、ボタンを押して終話すると再び元の位置から再生されます。

 また、apt-Xコーデックをサポートしているため、対応機器と接続すれば音質を損なわずに伝送されます。

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 アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載しており、周囲の雑音をカットしながら音楽に没入できるのがアピールポイントです。本記事の執筆中、近所の工事現場から重機の音がしていたのですが、ANCを有効にしたところほぼ気にならないレベルまで遮音できました。ANCは無線レシーバー部とは別電源になっており(バッテリーは共有)、有線接続時もANCのみオンにして利用することが可能になっています。

 細かい所ですが、iOSデバイス接続時はヘッドホンの電池残量も表示されます。

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 有線接続している際は、通話機能と端末のコントロールができないのですが、バッテリーを消耗しませんし、上記の通りANCも使えるので、状況に応じて使い分けることができます。

 

音質

 筆者はアニソンやゲーソンくらいしか聴かないのであまり参考になる評論はできないのですが、聴いていて違和感を覚えるようなところはほとんどないかなという感想です。安いイヤホンを使っていたときはペラペラしていたバスドラムの音がきちんと響いていたので感動しましたね。あと、やはりANCによって音楽だけに集中できるというのは大きいと思います。

 

ちょっと残念なところ

 若干音漏れが気になります。そんなに大きな音を出してないかな? というくらいのボリュームでも、外から歌詞が拾えるくらい聴こえていたので、没入しようと思ってボリュームを上げ気味にしていると厳しいでしょうね。静穏な場所での使用は難しいかもしれません。

 端末とのペアリングはそう頻繁に行うものではありませんが、NFCでのワンタッチペアリングに対応していないのは、ややマイナス評価です。iOS 11からはiPhoneでもNFCのさらなる活用が期待されていますしね。対応していてくれたら嬉しかったかなというところ。

 

総評

 完璧な製品とは言い難いものの、価格を考えるとなかなかの性能なのではないかと思います。記事執筆時点ではAmazonで6,998円で発売中です。有線でも無線でも使える、高いコストパフォーマンスを誇る、エントリークラスのワイヤレスヘッドホンとして、検討されてみてはいかがでしょうか。

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