BlackBerryは、Timex Groupとの特許ライセンス契約の締結を発表しました。
TimexからBlackBerryへの特許料を継続的に支払う契約となっていますが、契約の他の条項は機密となっています。
Timexは、時計を設計、製造、販売する大手時計メーカー。1854年創業、従業員は世界で3000人以上。アメリカ合衆国内で唯一生き残った時計メーカーでもあり、国産ブランド愛用をアピールしたいアメリカの政治家などにも愛用者がいます。
BlackBerryの知的財産ライセンス担当シニアディレクターであるJerald Gnuschke氏は、Timexとのライセンス契約は、BlackBerryの特許ポートフォリオの強みを実証していると述べました。
BlackBerryのポートフォリオは、ワイヤレス通信、ネットワークインフラ、音響、メッセージング、エンタープライズソフトウェア、OS、サイバーセキュリティなど幅広い分野の技術における約4万の特許とアプリケーションで構成されている、としています。
BlackBerry社は、中国TCLと長期ライセンス契約を締結し、TCLがBlackBerry社のセキュリティソフトウェア・サービス・ブランドを利用可能となっています。この成果として、現在では日本を含む世界の市場にTCL製のBlackBerry KEYoneが投入されています。