中国、地方小都市のバスもICカードとQRコードに対応

 スマホのQRコード決済が爆発的な勢いで普及している中国。バスなどの公共交通機関でも、QRコード読み取り機の設置が進められています。

 従来からIC交通カードを利用していた大都市ではQR読み取り端末を増設、これまでICカードの利用されていなかった小都市では、IC・QR兼用の端末を設置しているようです。

「武漢発布」によると、長江中流一の大都会、湖北省都・武漢ではバスにQRコード決済端末を増設、10月初旬時点で、QRコード決済アプリ「武汉电子公交卡」のユーザー数が200万人を突破したとのことです。

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 大都市だけではありません。江西省撫州市でも、11月15日~21日に、市内のバス15路線で順次、QRコードでの支払いアプリ決済に対応すると、「撫州小八卦」が伝えました。

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  撫州では、ICカードとQRコードの読み取り機を一体化した端末が導入されます。なお、支付宝決済を利用した場合、一日4回まで無料で乗車できるとのことです。

 「撫州ってどこだ?!」という感じですが、日本語のwikipediaを見ても、行政上の所属変遷くらいしか記載されていませんでした。バスの運賃が、武漢は4元、撫州は1元となっているあたりからも「お察し」なのですが、そもそも江西省は先進地域の長江流域の中でも、比較的産業の発展から取り残された「落ちこぼれ」的な存在。

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 中国版「地方ハコモノ行政」的な、シムシティに出てきそうな高層マンションが立ち並ぶ、典型的な「中国の地方都市」なようです。全国上位の都市緑化率を誇り、「天然の酸素カプセルサロン」という異称もあるとか。はい、「ド田舎」の部類です。

 随分と撫州を腐してしまいましたが、こんな地方都市にまで延びる、QRコード決済網。「北京上海広州ばかりが中国ではない」とは言いますが、けっこうな田舎まで広がっているようです。