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器用にエレベーターを使うロボットが海外で話題に

anymal

 ロボット「ANYmal」が、エレベーターを開けられるようになったと話題です。

 器用にエレベーターのボタンを押して、扉が開くと登場していく姿が映し出されています。この面白おかしい様子が海外で拡散されています。

 このロボットは、スイス連邦工科大学チューリッヒ校のロボティクスシステムラボが、サーチ・アンド・レスキュー用に1年以上の期間をかけて開発している自律四足歩行ロボットです。性格なトルク制御が可能なアクチュエーターにより歩行や段差の昇り降りが可能。レーザーセンサーやカメラにより、周囲の環境を常に認識してマップを作成、正確に目標を探索します。

 わずか12秒の動画ですが、屋内空間をマッピングしナビゲートできるロボットには大きな価値があります。ちょうどプロジェクトTangoで行われているような高度な空間認識技術も必要とします。これらのロボットの活動領域は、既に人間のために存在する建造物を活用できるということでもあります。建造物内の高低差といえば階段やエレベーターが設置されていますが、それを「ANYmal」は昇り降りできるのですから。

 石油ガス工場の検査のための実証実験も行われているようです。

 火災や災害などに遭遇した人々を、「ANYmal」のようなロボットが救出する、そんな未来もそう遠くはないのかもしれません。

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