富士通は、投資ファンド「ポラリス・キャピタル・グループ」に携帯事業を売却する契約を正式締結したと正式発表しました。事前報道の通りです。
具体的には、連結子会社である富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社の株式と、富士通周辺機株式会社の携帯端末事業を承継する新会社の株式を、ポラリスが新設する会社「ジャパン・イーエム・ソリューションズ」に譲渡する形となります。
両社は2018年3月末までに株式の譲渡を目指すとのこと。譲渡益は約300億円。
富士通周辺機は、携帯端末事業に関する全てを新会社に引き継ぎ、プリンターの開発・製造などを行います。
富士通は昨年、既にPC事業を中国Lenovoに売却済みであり、今回携帯事業を投資ファンドに売却したことで、今後はITやAIに経営リソースを集中します。