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iPhoneのCPUパフォーマンス制限、今後無効化が可能に

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 Appleは今後、iOSのアップデートにおいて、バッテリー劣化時のCPUパフォーマンス制限を無効化できるオプションを提供することがわかりました。

 これはApple社CEOであるTim Cook氏が、ABCニュースのインタビューにおいて答えたもの。開発者向けのベータ版が来月リリースされる予定であるとのこと。

 おそらくiOS 11.3となり、一般公開版は3月以降登場する見通し。

 バッテリー劣化時のパフォーマンス制限は、利用機種を計画的に陳腐化させ、新機種への買い替えを強制するものではないかと批判が上がっており、米国ではAppleに対する集団訴訟が起きています。フランスではそうした計画的に新機種への買い替えを狙った動作低下は違法であり、フランス当局が捜査を開始してます。

 AppleはあくまでiPhoneの予測しない突然のシャットダウンを防ぐためにパフォーマンス制限を実施していたと主張しています。このため、今後のアップデートによって追加されるCPUパフォーマンス制限の無効化を、実際に設定した場合、予期しないシャットダウンなどの現象に見舞われる可能性もあります。

 このほか、電池の劣化状態を確認できる画面もアップデートで追加される見通しです。

情報元9to5Mac
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