niconicoの提供する動画中継サービス「ニコニコ生放送」において、1月23日より、ユーザー生放送がHD解像度(720p)に対応したことが明らかになりました。
これは従来のFlashから、HTML5への移行を果たしたことで実現したもの。
本日1月23日(火)より、ユーザー生放送がHTML5版に移行いたしました。
また、この移行に伴い、生放送視聴の負荷が軽くなる「軽量モード」の提供を開始いたしました。
詳細はこちらにてご確認ください。https://t.co/jI9XiqhF1E— ニコニコ@ニコ動公式 (@nico_nico_info) 2018年1月23日
【改善/ユーザー生放送】
1月23日より、ユーザー生放送においてHD画質(720p)での配信・視聴が可能になりました。該当の番組には「HD配信」タグが付与されます。
スタート時は100枠限定ですが、今後サーバーの負荷を見ながら枠数を拡大していく予定です。 https://t.co/4txxvzMwkn pic.twitter.com/6jtvXWzqPV— ニコニコ窓口担当 (@nico_nico_talk) 2018年1月23日
ニコニコ生放送のユーザー生放送は、HDよりも低い解像度で、ビットレート328kbpsで30fps以下など、極めて劣悪な水準でしか配信不可能でした。しかし新たに、HD画質に対応し、ビットレートは視聴時最大3Mbps(配信側設定上限6Mbps)へと拡大されました。HD画質でこの程度のビットレートが確保できれば、画が破綻することもほとんどないはずです。
それでもFHD以上の解像度で高画質配信できる競合他社にはかないません。ただ、10年前からろくな進歩のない停滞した低水準なサービスが、トップの交代によって、着実に前進し始めたのはいい傾向です。