Huawei honor 10 正式発表
Huaweiは、「honor(オナー / 栄耀) 10 (COL-AL10)」を正式発表しました。日本でも発売されたhonor 9の後継機となります。
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そもそもhonorとは
honorは中国では栄耀の名称で販売されています。性能比での価格が安く、コストパフォーマンスにも優れているのが特徴です。
Huaweiは中国では若者に人気がありません。このためhonor / Maimang / Novaといった若者向けに訴求するブランドを展開し、コスパで勝負しているのです。中国メディアも若者向けのおすすめスマホ記事でhonorを勧めていましたね。
ノッチディスプレイ
今回発表されたhonor 10は、5.84インチのFHD+(2280×1080)のIPS液晶を搭載。上部にはノッチあり。画面比率はトレンドの最先端となる19:9。かなり縦長ですね。
画面占有率は86.04%というベゼルレス仕様。最下端には指紋認証センサーを備えます。
SoCはなんとKirin 970
モンスター級のカメラとスペックで話題となったフラッグシップモデルHuawei P20 Pro。そのP20 Proが搭載するKirin 970を、このhonor 10も搭載するというのだから驚きです。
Kirin 970は、Huaweiの子会社HiSiliconが製造。Cortex A73×4 + Cortex A53 ×4の計8コアを搭載したオクタコアプロセッサとなっています。プロセスルールは10nm。性能的にはSnapdragon 835以上、Snapdragon 845未満といったところです。
デュアルカメラ
デュアルカメラを搭載。レンズはF1.8と明るく、構成はHuaweiならではのRGB 1600万画素+モノクロ2400万画素です。最近、Sony MobileもXperia XZ2 Premiumからこの構成に追随し始めましたね。
スペック
大容量電池、大容量メモリなど、充実のスペックとなっています。
OS | Android 8.1 Oreo + EMUI 8.1 |
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CPU | Hisilicon Kirin 970 オクタコア |
メモリ | 6 GB |
容量 | 64 / 128GB |
画面 | 5.84型2280×1080 IPS |
カメラ | RGB 1600万画素 モノクロ 2400万画素 |
インカメラ | 2400万画素 |
電池 | 3400mAh |
その他 | USB C, 超音波指紋リーダー |
カラーバリエーション
ボディカラーはMirage Purple、Mirage Blue、Magic Night Black、Gray Gullの4色展開。
最近流行り始めた光沢ガラスの背面を採用します。
価格
価格は64GBモデルが2599人民元(4.4万円)、128GBモデルが2999人民元(5.1万円)。4.4万円でこれだけのスペックのスマートフォンが手に入るとは驚きですね。