ケイ・オプティコムのMVNO「mineo(マイネオ)」は、「通信の最適化」を実施しています。HTTP通信の画像・動画を非可逆圧縮するという手法であり、適法性も疑問視されています。
この「通信の最適化」は約款には書かれているものの、実際の導入についてユーザーに知らせていませんでした。
これについてmineoコミュニティサイト「マイネ王」のスタッフブログにて、謝罪文が掲載されました。
なお、今回の謝罪はあくまでも事前説明を欠いたことに対してに過ぎません。総務省のガイドラインに定められた「個別かつ明確な同意」を得ていないことなど、適法性に関する指摘に対してはmineoは回答していません。
また、「通信の最適化」対象外であるHTTPS通信について、帯域制御によって通信速度を絞っていることについても説明はありません。
mineoは通信の最適化に関する詳細内容について、今後技術者が個別の記事で説明するとしています。これまでコミュニティを通じてユーザーとの信頼を構築してきたmineoだけに、今回の一件は手痛いところ。ぜひ適切な説明を行った上でうまく軌道修正して欲しいです。