新興メーカーEnergousは、高周波を使って最大20Wで送信機の15フィート(約4.5m)以内の機器をワイヤレス充電できる、画期的な次世代ワイヤレス充電技術「WattUp」を開発。中国スマホメーカーvivoと提携、スマホに統合することを検討している、と発表しました。
従来のワイヤレス充電と比べると、接地面積が小さいためあらゆる形状とサイズの紫衣品に統合可能、全てのWattUp対応デバイス間で相互運用性を保証、様々な方向で充電できるとしています。
充電台に置くことすらなく、周囲の離れたデバイスを充電できるというのは、もし実現できれば画期的です。
2019年1月、VivoはコンセプトモデルとしてApex 2019を発表。周囲に端子類のまったくない、ポートレス端末でした。もし無線遠隔充電が一般的になれば、ポートレス端末が増えていきそうですね。
Energousは2016年にもAppleと提携、iPhoneにこの技術を搭載するという話もありましたが、これが実際に協力したのか、現在もその関係が継続しているのかは不明です。