Panasonicは、LUMIX DC-S1Hの日本国内発売日を9月25日とアナウンスしました。
レンズ規格はライカLマウント、センサーは 2420万画素 35mmフルサイズ CMOSセンサー、S1にはなかったローパスフィルターも追加。S1Hは「S1をベースに、とことんプロ向けの映像機器に仕上げました」といったテイストのこだわり製品です。
フルサイズミラーレスで世界初の6K 24p、5.9K/30p、10 bit Cinema4K 60pの録画に対応、さらにPanasonicの業務シネマカメラCinema Varicam同等の14+ストップ V-Log/V-Gamutにも対応。録画時間は無制限で、長時間動画撮影のため放熱ファンを備えます。これはヤバイ。
カメラとしての実力はS1さながら。顔・瞳認識、人体・動物認識の高精度AFや6段, 6.5段手ブレ補正。USB端子は、USB Type-C規格を採用しており、USB Power Delivery(USB PD)による高速充電も可能。
S1/S1Rでは3軸チルト液晶だったのが、S1Hでは新開発のチルトフリーアングル構造を採用。「バリアングル液晶のGH5の後釜を探していたけれども、S1の3軸チルトでは物足りない……」と感じていた筆者にはなかなか刺さる仕様です。
やりすぎ感のある動画カメラ、これは欲しい!予約受付開始は9月12日10時より。価格はオープン価格ですが、デジカメWatchによると店頭予想価格は税別50万円前後の見込みとのこと。カメラとして見ると高いものの、業務用カメラとして見ると安い、パナの気合を感じる渾身の製品ですね。Xperia 1と一緒に使いたいです。