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NTT社長、ファーウェイ製品の発売を批判。

 共同通信は、NTT澤田純社長の発言として、ファーウェイ製スマートフォンを発売する他社に対して「顧客に迷惑を掛ける可能性が高い。同業者としておかしな取り組みではないか」と批判したと報じました。

 KDDI、UQ mobile、楽天モバイル、SoftBankのサブブランドY!mobileは、Huaweiの現行スマートフォンP30シリーズの廉価モデルを、5月発売予定であったのをこれまで発売延期としていましたが、つい昨日から一斉に発売開始を表明しました。各社近日中に出揃います。

 現在、Huawei Japan含むHuaweiグループの会社は米商務省のEntity Listに追加され、制裁対象となっています。澤田社長は禁輸措置が緩和される可能性は低いとの見方を示したとのこと。

 Google Play・サポート・アップデートが不透明であることから、NTT docomoは国内独占販売モデルP30 Proの予約を停止しています。NTT docomoといえばメーカー側がアップデートしているにも関わらず当該アップデートを提供しない、著しく遅延するといった事態をさんざん繰り返し「顧客に迷惑」をかけてきた常習犯でしたので、ユーザーは心が鍛えられていそうですが。

 Huaweiへの部品輸出停止について、米国技術または原材料が25%以上含まれていなければ制裁を回避できるとの法解釈を採用して部品輸出継続を強行しているメーカーはあるものの、Google PlayなどAndroid関連の提供については厳しい状況。しかしそれは今後登場する製品に関係し得る話であって、P30シリーズは関係ありません。Google側も既存端末においてGoogle Playアプリ、Google Playプロテクトによるセキュリティ保護は機能し続けると回答しています。

 特定機種について国内販売を独占した挙げ句に販売しないのは、まさに「顧客に迷惑」としか言いようがない、ふざけた話に思えます。

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