中国の有名リーカーZackbuks氏は、Xperia 10の後継機を開発する部隊が解散したとリークしました。
これは自身の「Xperia 20 ✕」との短文投稿に言及する形で補足したもの。開発チーム解散によりXperia 20がキャンセルされたものと考えられます。
開発中の機種の精緻なレンダリングに定評のある有名リーカーOnLeaksことSteve Hemmerstoffer氏は、Sony Mobileの次期ミッドレンジスマートフォンとして、Xperia 10後継機となるXperia 20のレンダリングを公開していました。ミッドハイSoCを搭載していると噂されていた機種です。
画面比率は21:9。3.5mmイヤホンジャックの存在も確認できます。
注目すべきはその指紋認証センサー。独立電源ボタンがなく、電源ボタン一体型指紋認証センサーを採用していることが伺えます。
Xperia XZ2以降のモデルが指紋認証センサーと電源ボタンを分離しているのは、米国での特許対策。つまり電源ボタン一体型指紋認証センサー搭載のXperia 20は、米国への展開を予定しない、国内などにも投入されるモデルの可能性もあったということ。事実、国内専売モデルのXperia Aceは電源ボタン一体型指紋認証センサーを採用しています。
Xperia 10は筆者も持っていますが、サイズ感は悪くないものの、処理性能の低さやチューニングの甘さ、カメラ画質の悪さなど、「これならもう少し安くてもいいだろう」と思う程度の出来でした。
実際、ソニーの決算においてXperiaの販売数が過去最低であった理由について、海外中価格帯の販売不振とキャリアの調達数削減が挙げられていました。販売不振からXperia 10のラインナップの見直しが必要となり、開発チーム解散と後継機キャンセルとなったのでしょう。
世界で販売する中価格帯の製品というのは本来販売数を稼いでくれるはずであり、このボリュームゾーンで製品がイマイチというのは手痛く、何らかの対策が必要です。
Xperia 20をキャンセルしたことで、代わりとなるミッドレンジ製品は投入されるのでしょうか?続報が待たれます。
ミッドレンジのXperia
— すまほん!! (@sm_hn) September 4, 2019
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- 情報元Weibo