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DxOMark、新たに「オーディオ」ベンチマークを開始。首位はHuawei Mate 20X、最下位はXperia 1

 カメラ評価の権威「DxOMark」は、モバイル機器の評価において、従来のカメラ、セルフィーに加え、新たにオーディオの評価を追加したことがわかりました。

 スマートフォンのオーディオ録音と再生の品質を計測する、包括的な評価を実施するテスト方法を開発。防音室やリスニングルームにて、1週間かけて実施。現時点では、ヘッドフォンや外部接続機器は対象外で、あくまで内蔵マイクとスピーカーが対象。

 その計測結果が以下の通り。始まったばかりなので、まだ対象は7機種のみ。

(DxOMark Audio 総合)

(DxOMark Audio 再生 / 録音)

 首位はHuawei Mate 20 X。ゲームでのパフォーマンスが優れないことを除き、Mate 20 Xは映画や音楽を再生する時にどの機種よりもかなり高いスコアを達成したといいます。

 2位は、iPhone 11 Pro Maxを抑えて前世代のiPhone XS Maxに。

 Xperia 1はボイスメモやゲームオーディオの録音で堅実に動作して録音分野で64点と高得点であったものの、再生は39点と低く、総合45点で7機種中7位となっています。

 Xperia 1の内蔵スピーカーは、映画や音楽には向かないものの、唯一、アーティファクト(歪みやノイズ)のないオーディオ再生という項目で84点というトップクラスの高スコアを獲得しており、明瞭な音はゲームに向くと評価。

 なお、DxOMarkは基本的にデフォルトモードで実験を行っており、Xperia 1はDolby Atmosがデフォルトでオフになっていることにより、その機能はテスト結果に反映されていないとのこと。

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