Samsungは、NTTdocomoとKDDIから「Galaxy A20(SC-02M, SCV46)」の発売をアナウンスしました。予約受付を開始中。
Samsungは、普及モデルのラインナップとしてGalaxy Aシリーズを展開中。そのうちのひとつであるGalaxy A20eをベースとした、2万円台で購入可能な爆安スマホとなっています。
Galaxy A20 SC-02Mは税別1万9444円、税込2万1384円となっています。
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初心者向けと謳い、簡単にデータ移行ができる「Smart Switch」や、操作の質問ができる「Galaxy Members」、文字やアイコンの大きい「かんたんモード」も用意します。
1560×720ピクセルというかなりの低解像度で5.8インチの液晶を搭載。SoCはExynos 7884B、実行3GB、ストレージは32GBなど、性能は低め。
これだけ構成を低く抑えているにも関わらず、防水防塵とFeliCaにも対応する非常に面白い端末。MNOに足りなかった格安機種でもあります。
ワイヤレス充電、ハイレゾ再生に非対応。ワンセグ/フルセグ、指紋認証センサー・3D顔認識センサーは非搭載。フロントカメラによる顔解錠には対応。スペックは以下の通り。
OS | Android 9 Pie |
---|---|
CPU | Exynos 7884B |
メモリ | 3 GB |
容量 | 32 GB, microSDXC |
画面 | 5.8型(720×1560)液晶 |
カメラ | 800万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
電池 | 3000mAh |
寸法 | 150×71×8.1mm, 151g |
その他 | 防水防塵, FeliCa, USB Type-C |
一般論として、価格を適度に抑えたミッドレンジ・ミッドハイ辺りは、初心者のスマートフォン入門としておすすめし得るものですが、これだけ仕様を抑えた端末となると、単純に初心者にはおすすめはしにくいです。ユーザーがどのような用途を想定し、そのスペックが十分なのか、わからないものだからです。
ユーザー自身がスマートフォンに詳しいのであれば、自分にどんな性能や構成が必要か知っているので、こういった機種を買っても後悔することはなく、とても良い買い物となるでしょう。
この構成にしてはよくチューニングされているのか、思い切って解像度を捨てたためか、ブラウジング程度なら露骨にモッサリとまでは感じませんでした(動画)が、長く安心して使うならもう少し上位のモデルを選んだほうが良いのではないでしょうか。スマホは使ってるうちに処理が重くなりがちですしね。特にGalaxy A20の場合、ほんの少し背伸びをすればGalaxy A30という高コスパ機種が存在するのに注目しましょう。メモリ4GBで、処理性能も上、有機ELでより大容量の電池。
そして最も重要なのが指紋認証の有無。生体認証は日常的によく使うものだからこそ、指紋認証センサー搭載のGalaxy A30のほうが安全・ストレスフリーで良いのではないかと思います。
初心者の方は、キャリアに言われるがままに購入する前に、周りのスマートフォンに詳しいユーザーに相談してみて、本当にこれで十分かをよく考えてから購入するのがいいでしょう。
とはいえ、2万円台の安い価格であることを考えると、人によっては「とりあえず買ってみて、ダメならダメで上位機種に買い換えるので、問題ない!」という考え方もできます。それならスマホデビューでこれを選ぶのも十分アリ!
大体、FeliCa搭載でも結構なコスト増なわけで、日本向け各種ローカライズを施してもなお本体代金2万円台に価格を抑えてきたのは、本当に凄まじいことです。
この機種が用途に適切か、条件に合うか見極める必要はあるものの、条件に合うのであれば、これほどお得な機種もありません。条件に合うなら、間違いなく買い!
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