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上限なし謳う「auデータMAXプランPro」が1500円値下げで月額7650円(税別)に!テザリング容量も増加

auデータMAXプランProが値下げ!

2月1日以降、1500円安く

 KDDIは、月額通信容量上限のない「auデータMAXプランPro」の料金を2020年2月1日より改定すると発表しました。1500円の値下げとなります。

 基本使用料を月額9150円(記事中税別表記)から月額7650円に値下げ。

 また、2年縛りを付ける場合、月額8980円だったのが、月額7480円に。

 「auの学割」適用時においても同様に1500円値下げされます。

注意点

 リリースでは依然として適用可否を問わず最大限割引を持った場合の最小の料金を表示しており、月額4480円なる表記が前面に推されているものの、実際は上記の通り7650円もしくは7480円がベースなので要注意。

 家族割プラス3人以上、auスマートバリュー(固定回線)、スマホ応援割(6ヶ月限定)といった条件を全て満たして初めて4480円となります。実際にはそうならない値段、わずか6ヶ月限定の価格を前面に広告等で表記するといった業界慣行こそ、政府は規制の対象とすべきではないでしょうか。(少なくとも、政府は割引後の値段をもって『4割値下げが達成された』などとと評価を下すべきではもちろんない)

 また、本プランは無制限ではなく、テザリング・データシェア・国際ローミング通信の容量が別途設定。その容量は20GB/月となっていました。この容量が30GB/月となっていますので、ライトユーザーであれば十分ですが、テザリングをよく使うユーザーにとってはまだ物足りないといったところかもしれません。

 さらに「一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限します」とあり、この通信制限の基準については開示されていません。

嬉しい動き!

 データ容量上限なしとはいえ、まだまだ無制限には程遠そう。

 しかしベースとなる金額が値下げされ、テザリング等の通信制限容量も30GBまで増量されたことで、着々と改善が進んだ印象。これで検討してみたい!という人も多そうです。「テザリングはそこまでヘビーには使わないけど、スマホ本体で通信しまくる」という人には、とっても嬉しい動きですね。

 分離プラン導入にあたって各MNOのプランは「『実質価格』を無くしたのに、肝心の通信料金のベースの値段が下がらないじゃないか」という問題があり、消費者の実感としては「単なる値上げ」です。なので、こうしたプランのベースの金額が下がることは、積極的に評価していくべきだと思います。

 今回のデータMAXプランProの値下げによって、従来のプラン、特にNetflixプランなどは完全に不整合。おそらく、既存のプランの整理・テコ入れもなされるのではと予想します。今後も通信料金の引き下げに期待したいところです。

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