中国メーカーTCLはアメリカで行われているCES2020にて、Alcatelブランドのエントリースマートフォンの他に、自社ブランドのスマートフォン「TCL 10」シリーズを発表しました。折り畳みスマホについても展示されました。
TCL 10シリーズ
今回発表された、自社ブランドを冠するスマートフォンは「TCL 10 5G」「TCL 10 Pro」「TCL 10L」の三機種。三機種ともTCL製のディスプレイを搭載し、ディスプレイ部門によりNXTVISIONディスプレイテクノロジーによる最適化が図られています。
TCLはこれら三機種に関して詳細スペックを明らかにしていませんが、2月にバルセロナで行われるMWC2020にて正式発表予定とのことです。
https://www.youtube.com/watch?v=X1UxXPSk1lo&feature=emb_title
TCL 10 5G
TCL 10 5Gは同社初となる5G対応スマートフォンで、SoCにSnapdragonの700番台のチップを搭載するとみられています。(噂ではSnapdragon 765G)
ディスプレイはパンチホールディスプレイ式のディスプレイとなっており、背面にはリフレクティブガラスを採用。他のTCL 10シリーズと同様背面カメラはクアッドカメラとなっています。現時点ではカメラのそれぞれの仕様に関しては判然としませんが、少なくともメインカメラには6400万画素センサーを採用するようです。
TCL 10 Pro
TCL 10 5Gと似通ったデザインとなっていますが、TCL 10 Proはフラットディスプレイではなくエッジディスプレイを採用。ディスプレイ上部にはインカメラのためのノッチがあります。
また、同端末も6400万画素のメインカメラを備え、画面内指紋認証にも対応しています。
TCL 10L
TCL 10Lは10シリーズのベースモデルとみられ、ディスプレイはパンチホール式。クアッドカメラを搭載していますが、メインカメラは4800万画素と他の二機種と比べ若干スペックダウン。背面には指紋センサーがあります。
折り畳みスマホ
7.2インチの折り畳み有機ELを1枚採用した端末も展示されていました。RazrとGalaxy Foldの中間サイズですね。あくまでもプロトタイプのようです。