昨年2月にリリースした「Mate X」は、Huaweiで初となる折りたたみスマートフォンで話題になりました。あれから1年が経とうとしていますが、噂の後継機「Mate X2」の情報が徐々に明らかになってきました。
インドの情報サイト「91mobiles」は、欧州のデザイン特許リストでMate X2のデザインが公開されたと伝えています。
まず初めの画像は、本体を開いた状態のスクエアタイプの全画面ディスプレイ、左上の部分にはデュアルレンズカメラを搭載しています。
さらに興味深いことに本体横にスタイラスペンが置かれており、Galaxy Noteと同じように画面上で操作ができるのではないでしょうか。ちなみにカラーはオレンジ色ですが、おそらく見分けをわかりやすくするため、91mobilesが独自で色付したものと推測できます。
次に折りたたんだ状態の画像ですが、Mate X2は内折りのタイプの模様。Mate Xが外折りでしたので、この部分は大きく異なります。内折りなのでメインディスプレイが隠れる構造になりますが、閉じた状態でもGalaxy Foldのように縦長のサブディスプレイによって画面表示が確認できる構造と推測できます。もう1つは、角が丸みを帯びた仕上がりになっており、Mate Xの四角い角とも異なります。
背面には、クアッドカメラを搭載しており、前後合計で6つのカメラが搭載していることになります。
まだ詳しい仕様は明らかにされておりませんが、SoCはKirin990を搭載されると見られています。
ちなみに日本発売の可能性は、Huaweiは現在も米国の規制によりGoogleのサービスやアプリが使えないことから、現行モデルと同様に今回の新型も厳しいのではないかと推測できます。
Mate X2は2月24日からスペイン・バルセロナで開催されるMWC 2020で発表される見通しで、価格は192,900ルピー(約29万円)で販売されると予想されています。