Googleによる広告詐欺アプリ等の一掃で、Cheetah Mobileアプリと共にAntutuベンチマークアプリが削除されました。
この問題を報じた海外サイトAndroid Policeに対して、安兔兔(Beijing Antutu Technology Co.Ltd)が声明を発しました。記事を更新する形で同サイトが伝えています。
それによると、AnTuTuは3月7日にGoogleから、AnTuTuはCheetah Mobileの関連アカウントなのでPlayストアから削除するとのメールを受け取ったとのこと。
しかしAnTuTuはCheetah Mobileよりも前の2011年に設立。Cheetah Mobileは2014年に出資した株主であるとのこと。会社の運営とGoogle Playアカウントは独立しており、Cheetah MobileがAnTuTuのGoogle Playアカウントにアクセスしたこともなければ、宣伝協力したこともなく、Googleの誤判断であると主張しています。
この誤判断が下された理由として、Cheetah Mobileからリーガルサービスを購入して利用しており、プライバシーポリシーのリンクにCheetah Mobileドメインを利用していたためと推測。
そしてFu ShengがAnTuTuの会長/マネージャーであることについては、単に投資家の要件であり、他の中国企業にも見られると主張。同氏は実際にはAnTuTuの運営管理には関わっていないといいます。
AnTuTuはCheetah MobileおよびGoogleに対し早期の問題解決を願うと声明を締めました。
AnTuTu公式サイトは、Google Playストアへのリンクをやめ、apkファイルでの配布に切り替えています。
AnTuTu以外のGoogle Playで利用可能なベンチマークアプリとしては、GeekBench、3DMarkが存在します。