中国HuaweiはHonorブランドのミッドレンジスマホ「Honor 9X Pro」を正式発表しました。
正式発表といっても既に昨年Honor 9X Proはリリースされており、今回発表されたのは昨年リリースされたHonor 9X Proを多少改良したグローバルモデルとなっています。変更点は、実行メモリの容量。現行モデルでは4GB/6GBモデルが展開されていましたが改良モデルでは6GBモデルが展開されています。
また、Huaweiは米国商務省によってエンティティリストに追加されているため、今回新たに発表されたHonor 9X Pro(改良モデル)は、GmailやGoogle MapといったGoogle製サービス(GMS)は非搭載。勿論Google Playストアも搭載されておらず、代わりにHuawei製のAppGalleryを搭載。
Honor 9X Pro(改良モデル)のSoCは現行モデルと同じ7nmプロセスのKirin 810。OSはAndroid 9で背面カメラは二眼+深度。構成は48MP+8MP 120°超広角+2MP 深度。
16MPのインカメラはポップアップ式となっており、ディスプレイ上にノッチが無いため液晶ディスプレイは6.59インチと大きめ。解像度はFHD+。
その他仕様としては、4000mAhのバッテリーにイヤホンジャックを備え、端末側面には指紋認証センサーを搭載しています。
Honor 9X Proの価格は€249 (日本円で約3万円)。ドイツやフランス、マレーシアやサウジアラビア等一部地域で販売されます。新しく発表されたHonor 9X Proは、グローバルモデルということだったのですが、販売地域も狭く、GMSも使えず少し残念に感じます。