総務省は、通信事業者の業界団体に対して、「特別定額給付金」に乗じた詐欺について、利用者に個別の注意喚起を行うよう要請しました。
日本政府は1人10万円の特別定額給付金事業を実施する運びとなっています。ところが、これに乗じて振り込みを指示する詐欺が相次いでいます。これに対する注意喚起をSMS等で行うよう要請するもの。
要請対象の業界団体は、一般社団法人テレコムサービス協会、一般社団法人電気通信事業者協会、一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟、一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会。なお電気通信事業者協会には大手携帯キャリアも加入しています。
なお、KDDIは、総務省の要請正式発表に1日先んじること4月22日、Twitterアカウント「auサポート」にて注意喚起。命令調で簡体字の不審メールを再現した芸術性の高いツイートで話題となりました。
「10万円給付金について」の見出しで、auを装う詐欺メールにご注意ください。
これらのメールの特徴として「文章のつながりがおかしい」「敬語がたどたどしい」「ふだん使用しない漢字(簡体字)が含まれる」など日本語に違和感のあるものも多いため、受信しても绝对アクセスしないようにしろ。 pic.twitter.com/7plhp7bU6F
— auサポート (@au_support) April 22, 2020