Galaxy Note20シリーズについて徹底解説!!Sペン、カメラなど進化ポイントを紹介! すまほん!!

 Samsungが先日発表した「Galaxy Note20」「Galaxy Note20 Ultra」について、Unpackedイベントでは触れられなかった内容なども含めて、注目ポイントを重点的に解説します。

SペンがAIで進化、遅延9ms達成!

 Galaxy Noteシリーズの代名詞ともいえるSペン。今回、そのSペンの中であまり更新されてこなかった「描き心地」の部分が注目されました。

 ユーザーからの「線を引く時の表示が遅すぎる」というフィードバックに着目し、今回それを改善することに力を入れたとのこと。

 機械を用いて数千万回に及ぶテストを行い、描画サンプルを集め、そのデータによって、Sペンがどのように動くかを予測し、表示するというものです。「AI-based Point Prediction」と呼ばれるこの機能によって、Sペンの遅延を9ミリ秒、つまり0.009秒まで減少させることに成功したとのこと。

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 ちなみに、9ミリ秒の遅延なのはNote20 Ultraのみで、Note20は26ミリ秒になります。120Hz対応ディスプレイでないと9ミリ秒にはならないということですね。

 Bluetooth機能も一部進化しています。特定のアプリでしか使うことのできなかった、遠距離からでもSペンを用いてスマートフォンを操作できる機能「エアアクション」が戻る、ホーム、タスク切り替えといった操作にも対応。使い勝手が向上しています。

 Galaxy標準のノートアプリである「Galaxy Notes」アプリもアップデート。録音しながらメモを取ることが可能になりました。この機能自体は以前から使うことができましたが、録音と同時にメモを取ることで、そのメモをタップすると、その時点の音声が再生されます。メモと音声をリンク付けした、便利な機能だと思います。

 今までは対応していなかったPowerPointファイルへの書き出しや、今までは別のアプリで提供されていた「PDFに書き込み」機能にも対応。斜めになったメモの自動補正機能にも対応しました。

 また、複数デバイス間でのGalaxy Notesの自動同期に対応した他、11月にはOneNoteへの同期機能にも対応する予定。個人的に、メインでOneNoteを使っているため、同一ファイルでGalaxy Notesの機能もOneNoteの機能も使えるようになるのはすごくうれしいです。

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 Sペンの収納位置が左になりました。右利きの人からしたらちょっと取り出しにくくなったかもしれませんね。慣れればそこまで大きな問題でもない気もします。

おしゃれな3眼カメラ:108MP再び

 Galaxy Note20シリーズはNote20、Note20 Ultraともにトリプルカメラを搭載しています。

 Galaxy Note20 Ultraのメインカメラは1憶800万画素のISOCELLセンサーを搭載。Galaxy S20 Ultraに搭載されていたものから若干改良されているようです。望遠カメラは1200万画素のセンサーを採用。潜望鏡方式のレンズで、光学5倍、デジタル50倍のズームに対応。1200万画素のセンサーを使っているので、Galaxy S20 Ultraのように高画素センサーから切り出してズームする方式のなんちゃって光学ズームではありません。

 また、Note20 Ultraはレーザー式オートフォーカスに対応。Galaxy S20 Ultraの問題点として指摘されていたオートフォーカスの悪さを補完するために採用された形となるのでしょうか。Note20 Ultraのカメラ部にある赤いドットの部分がこのモジュールにあたります。

 一方で、Galaxy Note20のメインカメラは1200万画素のセンサー。Galaxy S20やS20+に似たカメラ構成で、望遠カメラは6400万画素の高画素センサーを採用。この高画素センサーで撮影した画像から1200万画素相当を切り出してズームする、なんちゃって光学ズーム(3倍まで)です。デジタルズームでは30倍までズームすることができます。レーザーオートフォーカスにも非対応。

 超広角カメラはどちらも同じ、1200万画素のセンサー、F値2.2のレンズを搭載しています。

デザイン:最新ゴリラガラス採用のUltra、無印はポリカ

 Galaxy Note20とNote20 Ultraは、背面素材も異なったものとなっています。デザインコンセプトは「サステナブルプレミアム」(持続可能な高級感、とでも訳すべきでしょうか。)このカラーリングは4、5年かけて研究開発されたものだそうです。

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 Note20 Ultraは、背面に最新のゴリラガラス「Corning Gorilla Glass Victus」を採用。前モデルの「Gorilla Glass 6」から2年ぶりとなるこの製品は、Gorilla Glass 6よりキズに2倍強く、2メートルの高さからの落下にも耐える仕様となっています。ガラスはエッジングが施され、艶消しのガラスとなっています。

 Note20 Ultraにはミスティックブロンズ、ミスティックブラック、ミスティックホワイトの3色があります。

 一方、Note20は、背面には強化されたポリカ―ボネートを採用。Note20 Ultraと同様の質感に仕上げるために、さまざまな加工が施されているようです。また、Note20はミスティックブロンズに加え、ミスティックグレー、ミスティックグリーンのカラーリングがあります。 

 また、早くも新色の噂もあります。

 ちなみに、このSペンやデザインに関するGalaxy Note20シリーズの開発秘話が、SamsungのYouTubeチャンネルで公開されています。なぜかこの動画だけちゃんととした日本語訳が付いており、英語がわからなくても理解できます。

ディスプレイ:120Hz対応はUltraのみ

 Note20とNote20 Ultraで異なるディスプレイを搭載。Galaxy Note20 Ultraには、Dynamic AMOLED 2Xディスプレイを搭載。2Xは120Hz対応を表しています。ディスプレイのリフレッシュレートが可変になっており、10Hz~120Hzまで、自動でリフレッシュレートを仕組みが採用されています。この技術によって、静止画を表示している際の消費電力を抑えることが可能となっています。LTPO技術に関しては、この記事で詳しく解説しています。ちなみに、これはGalaxy Z Fold2も同様のディスプレイとのこと。

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 Note20にはこの技術は採用されておらず、Galaxy S10 Liteなどと同等の、Super AMOLED Plusが採用されています。Super AMOLED Plusは120Hz駆動に対応しておらず、残念なところ。

 画面サイズはNote20 Ultraが6.9インチのエッジディスプレイ、Note20が6.7インチのフラットディスプレイになっています。

スペック:

 SoCにはSnapdragon 865+またはExynos 990を採用。

 Note20 Ultraは、UWB(Ultra Wide Band)に対応しました。高い周波数の短距離信号を利用して、端末間でのファイル共有機能Nearby Sharingをより高速にします。また、屋内での位置追跡や車や家のロックを解除することができるとのこと。Note20は対応していません。

 Wi-Fi6、5Gに対応しています。Note20シリーズには、遅延を減少する「Wi-Fi Optimizer」と呼ぶ機能を搭載しています。

充電口やスピーカー、Sペンのクレイドルを示すために、極端なアングルから見たGalaxy Note20 Ultra(ギャラクシーノート20ウルトラ)の下半分。最高地点に5Gと書かれたブロンズの文字のあるハードウェアの一部が浮いています。

 Galaxy Note20は4300mAh、Galaxy Note20 Ultraは4500mAhのバッテリーを搭載。インテリジェントバッテリー機能も搭載しており、長持ちします。さらに、25Wの急速充電器が付属しているため、高速で充電することができます。※国内発売される際には、キャリアによって付属されない可能性があります。

 microSDカードはNote20 Ultraのみ対応。Note20は非対応です。どちらも画面内指紋認証センサーを搭載しています。顔認証が使い物にならない今、これは嬉しいですね。

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 新たにWireless DeXをサポート。Miracast対応のディスプレイやテレビなどで、無線で接続し、PCライクなUIを使用できます。キーボードやマウスがない場合でも、スマートフォン本体をマウスパッドやキーボードとして使うことができます。もちろん、DeX使用中に本体をスマートフォンとして使うことも可能。今まではHDMIケーブルが必須で、筆者もミラーリングでDeXを使おうと思っていた日にType-C to HDMIの変換ケーブルを忘れて泣いたことがあるので、うれしいアップデートです。ちなみにそのディスプレイはMiracast非対応でした。

 Microsoftとの提携を強化し、スマホ同期アプリでGalaxy端末内にあるアプリを起動し、PC上でそのアプリを使うことができます。

価格&発売予定

 Galaxy Note20 Ultraは、多くの国で既に予約受付が始まっており、8月21日に発売されます。価格は、5GモデルのGalaxy Note20が999ドル(約10万5000円)、Note20 Ultraが1299ドル(約13万7000円)。

まとめ:Ultraすごい!

 Galaxy Note20 UltraとGalaxy Note20について、新機能などを中心に徹底解説しました。Note20の60Hz駆動で背面はポリカ、Sペンも遅延9msには非対応、カメラ機能も抑えられているなど、Galaxy Note20の割高感が否めないのは事実です。しかし、Note20 Ultraは、300ドル高いがらも最高級なデザイン、スペック、機能に仕上がっています。みなさんがNote20シリーズを買う場合には、ぜひともNote20 Ultraを購入されることをお勧めします。技適のない国際版はEtorenから購入できます。

 スペックは以下の通り。

  Galaxy Note20 Galaxy Note20 Ultra
OS Android 10、One UI 2.5 Android 10、One UI 2.5
CPU Snapdragon 865+ / Exynos 990 Snapdragon 865+ / Exynos 990
メモリ 8 GB 8 / 12 GB
容量 128 / 256 GB 128 / 256 / 512 GB
画面 6.7 型 (1080 x 2400) Super AMOLED Plus
パンチホール ディスプレイ
Corning Gorilla Glass 5
6.9 型 (1440 x 3088) Dynamic AMOLED 2X
パンチホール ディスプレイ
Corning Gorilla Glass Victus
カメラ 1200万画素 F2.2 超広角カメラ
1200万画素 F1.8 メインカメラ 
6400万画素 F2.0 望遠カメラ
(3倍ハイブリッド光学ズーム)
1200万画素 F2.2 超広角カメラ
1億800万画素 F1.8 メインカメラ 
1200万画素 F3.0 望遠カメラ
(5倍光学ズーム、レーザーオートフォーカス)
インカメラ 1000万画素 F2.2 セルフィーカメラ 1000万画素 F2.2 セルフィーカメラ
電池 4300 mAh、25W Fast Charging、USB PD 3.0
Wireless Power Share
4500 mAh、25W Fast Charging、USB PD 3.0
Wireless Power Share
寸法 161.6 x 75.2 x 8.3 mm 、192 g 164.8 x 77.2 x 8.1 mm、208 g
その他 画面内指紋認証 画面内指紋認証
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