Apple Insiderは、ディスプレイ・サプライチェーン・コンサルタンツの創業者でありCEOのRoss Young氏に寄せられた情報を伝えました。
それによると、彼は「Appleが、2022年上半期に向けて、Sonyに対して『Apple Glassのディスプレイ』を供給するように交渉している」と主張しています。
Appleが要求するディスプレイは、解像度1280×960で1/2インチのマイクロOLEDパネルで、彼は複数の情報源から情報を得たそうです。
今回の情報は、SonyがAppleのサプライチェーンに戻るだろうと報じた日刊工業新聞の記事を裏付けるものとなります。Sonyはこれまで、PlayStation VRやPersonal 3D Viewerなどのヘッドマウントディスプレイ製造の経験があります。特に、左右別々のOLEDディスプレイを使用するPersonal 3D Viewerは、予想されるApple Glassの仕組みと類似しています。
また、Sonyの製品情報ページには、Ross Young氏が挙げた特徴に一致するECX337Aがあり、コントラスト比が100000対1、ARやVRに適した製品とされています。
なお、同氏は以前「iPhone 12の画面は技術不足により120Hz駆動にはならない」と推測し、的中させた実績があります。
ディスプレイの製造元はどこであれ、Apple Glassに関するリークは以前から出ており、開発が確実視されているところ。個人的に、スマートグラスはどこか不格好だったりと、まだ成長段階にあると感じます。Appleならではのクオリティとデザインを持つであろうApple Glass、正式発表が楽しみです。