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日本国内でもGalaxy端末の「オフライン検出」が利用可能に

 Samsungが提供するGalaxy端末専用のサービス「端末リモート追跡」内の機能、「オフライン検出」機能が、日本国内でも利用可能になっていることが確認されました。

 「オフライン検出」機能は、端末を紛失した際に、捜索したい端末がWi-Fiやモバイルネットワークに接続していない状態でも、他のユーザーが利用するGalaxy端末を通じて端末の追跡が可能になる、という機能です。

 今年8月には、先行して米国でサービスが開始されていましたが、新たに配信された「Galaxyを探す」アプリのアップデートにより、地域に関係なく利用できるようになりました。

 この「オフライン検出」に近い機能は、他社製デバイスでも採用例が増えており、iPhoneでもiOS 13から他のユーサーのiPhoneを利用してオフラインで捜索できる機能が追加されています。今回のこの機能の搭載は他社に続く形となり、デバイスを紛失した際の発見率はさらに高くなるものと思われます。

 この機能は、Android 10以降を実行するすべてのGalaxyデバイスで利用可能です。詳細な仕様は分かっていませんが、どうやら「UWB(超広帯域無線システム)」と、「Bluetooth Low Energy(超低電力Bluetooth通信)」を利用して追跡を行うようです。

 米国でこの機能が利用可能になった際には、利用可能になった旨を伝えるプッシュ通知が各Galaxy端末宛に送信されており、筆者の端末でも2020年11月7日の午前1時30分頃に、同様のプッシュ通知が届きました。なお、機能を利用する際にはあらかじめ設定をしておく必要があり、「設定」→「生体認証とセキュリティ」→「端末リモート追跡」内の「オフライン検出」をオンにすることで機能が有効化されます。

オフライン検出のイメージ。Galaxy Buds Liveも利用可能

 ただ、筆者個人の意見としては、この機能は他ユーザーのGalaxy端末で「オフライン検出」機能が有効化されていないと利用できない上に、日本国内ではGalaxy端末のシェアがそこまで高いとは言えないため、国内での実用性は今のところあまり高くないように思えます。実際、この機能はひっそりと追加されたため、まだこの機能の存在すら知らないユーザーがほとんどです。

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