ソフトバンクグループ株式会社、ソフトバンク株式会社、ヤフー株式会社の共同出資するPayPay株式会社は、「PayPay」利用端末を一覧で管理できる「ログイン管理」機能を発表しました。
PayPay同一アカウントを複数端末でログインしている場合、どの端末でログインして利用できているのかチェックし、手元の端末から全端末でのログアウトを実行可能に。
万が一PayPayアカウントに不正ログインされてしまった場合でも、手元の端末に通知が来る上に、強制ログアウトも可能なので、不正利用を未然に防止することも可能に。複数端末を利用している人にとって、セキュアに使うために非常に便利な機能追加と言えます。
本機能はPayPayアプリの最新バージョン(v.2.59.0)から。ログイン履歴は2020年12月16日以降のログイン情報を表示できるといいます。
弊誌読者は複数端末を使いこなしていることと思いますが、そういうユーザーにとっては、別の端末にログインした途端に強制ログアウトさせられるd払いやLINE Payは論外でしょう。特にd払いは強制ログアウトに加えて、しょっちゅうログインを求められてレジでもたつく、spモード契約のSIMカード必須など、使い勝手が著しく悪いです。
消費者としてPayPayや楽天ペイなど、マルチデバイスログイン前提で使い勝手のいいサービスを選択していきたいものです。むしろマルチデバイスログインできるサービスは、PayPayのようなログイン管理機能は必須として欲しいぐらいですね。
PayPayはこれまでSMS認証強化やシステムによる常時監視、専任スタッフによる監視などの不正防止対策、情報第三者盗用による不正利用への被害額全額補償などを実施していると、セキュリティへの取り組みを強調しました。
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