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米中韓3カ国の5Gユーザー数、3億人を突破!

 昨2020年は「5G普及元年」と言われていましたが、実際のところどこまで普及したのでしょうか。

 研究機構 Digitimes Researchのデータによると、中国、韓国、米国の5Gユーザー数は、3億1500万人に達したと、中国「IT之家」が伝えました。

 この3カ国では政府の周波数帯配分、5G基地局の設置が順調であることと、5G端末のミドルレンジ、ローエンドモデルも十分な供給があることから、2021年も5Gユーザー率の大幅な向上が期待できるとしています。

 なお、Digitimes Researchのデータによると上述3カ国中、米国が最も立ち遅れているものの、今年は5Gユーザー率で中国と韓国に対して巻き返しができるものと見られている、とのこと。

 「IT之家」によると、中国の移動通信キャリアは2021年に5G基地局を各社合計132万局設置する予定であり、中国5G普及率は更に向上すると見られるそうです。また、携帯キャリア側も、中国政府が5G ミリ波(mmWave)の周波数帯を発表していないため、具体的なスケジュールは決まっていないものの、5Gミリ波にも参入する意向を示しています。

 韓国は2021年中に5G周波数帯を再配分し、通信キャリアによる5G基地局の増設を支援する可能性があるとか。

 米国では政府がミドルレンジ5G周波数帯を発表しており、これは5Gネットワークの普及率と通信速度を向上するのが狙いだそうです。

 コロナ禍により欧州では5G周波数帯のオークションが昨年遅れが発生したものの、フランスやオーストリア等ではすでに周波数帯オークションが完了しているとのこと。

 次世代通信網5Gの整備は、中国と韓国が先行、米国がそれに続き、欧州はやや出遅れ、という状況の様子。なお、「IT之家」記事では触れられていませんでしたが、総務省によると2020年9月末現在の日本国内5G契約者数は79万件でした。

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