GSMArenaは、Xiaomiが開発している折りたたみ端末のプロトタイプとされるものの実機画像が、Weiboにてリークされたと伝えました。
今回リークされた画像からは、残念ながらディスプレイの詳細を確認することはできませんが、その背面デザインを鮮明に確認することが可能。プロトタイプ感が溢れるカメラユニットを除き、かなり量産機に近いデザインに見えることから、個人的には発表が近いのではないかと予想しています。
また、背面左下に「MIX」の刻印が存在していることから、この端末はMi MIXシリーズとして登場する模様。加えて、以前Mi MIX 3を利用していた筆者が見る限りは、Mi MIXシリーズの象徴的な素材であるセラミックが使われているようにも見えます。
XiaomiのMi MIXシリーズのスマートフォンは、2016年に登場しベゼルレス化の波を作ったともいえる初代「Mi MIX」から始まり、これまでも先進的なフォームファクタを率先して採用。その一員として折りたたみ端末が登場するというのは自然な流れであるように思います。
さらに、折りたたみ機構や画面の比率などはSamsungのGalaxy Z Fold2に似ており、以前「目撃」されたXiaomiの折りたたみ端末と一致しているように見えます。
なお、Xiaomiの折りたたみ端末については、今回リークされた内側に折り畳む形式(Z Fold)のまもなくの発表や、外側に折り畳む形式(初代Mate X)とクラムシェル(Z Flip)の2機種の2021年内の投入も噂されています。折りたたみ端末のラインナップ拡大が期待される2021年、本端末が先陣を切るのでしょうか。正式発表が楽しみですね。