アクオスだけど有機EL!
SHARPは、4K有機ELテレビ「AQUOS OLED」DS1/DQ1の2ライン4機種(65型と55型)を発表しました。2021年5月22日に発売。いずれもOSにAndroid TVを採用します。
SHARPといえば自社パネルの液晶。このため他社有機ELパネルのテレビにはAQUOSブランドを冠してきませんでした。自社パネルの有機ELディスプレイを採用したスマートフォン「AQUOS zero」シリーズではAQUOSブランドを冠しています。
上位モデルのDS1ラインでは、ハンズフリー音声操作に対応するほか、SHARPが「調整」した高輝度「S-Brightパネル」搭載、さらに有機EL発光に伴う発熱を抑える独自構造により映像の輝度を向上。豊かな明暗を表現する新開発の制御技術「Sparkling Drive Plus」も採用します。
両ラインに新開発の画像処理エンジン「Medalist S2」を搭載、4K放送以外の地デジやネット動画でも、解像度や映像フォーマットを解析し、被写体の質感や輪郭をより綿密にアップコンバート。HDR10、HLG、Dolby Visionにも対応。
HDMI3/4では、4K/120Hz入力に対応します。PlayStation5では4K/120Hzに対応していることから注目ポイントです。
音響面は、スピーカーネットのないリフレクター構造により薄型化と高音質化を実現、音声を効率的に前方に導き、ネオジウムマグネット採用のツィーターを前向きに搭載、さらにDS1ラインでは背面にサブウーファーも搭載します。
このほか、8K液晶テレビ「AQUOS 8K」2機種や、液晶テレビ「AQUOS 4K」3ライン7機種も発表しています。4K液晶DN1/DN2ラインでも4K 120Hzに対応します。